遂に、この日が来ました。子どもたちは、スッキリした表情で「おはよう!」と、登園してきました。
朝から、みんなで準備をしました。コッコさんのお家には、たくさんのヒイラギやしゃもじが張られ、
冬眠から目覚めたカナヘビハウスも、守られました。
鬼が滑る様に・・・と並べられたモミジバフウで年少さんの女の子が転んでしまった時に、チラリと・・・
まずは、鍋やフライパンで大きな音を鳴らす作戦!年長さんの男の子の「いくよ~、せ~の」の掛け声で
豆まきが始まりました。今までになかった、作戦です。
年中さんが考えた『菖蒲湯作戦』は、風で倒れてしまいました・・・
最後は、やっぱり、豆「鬼は外~、福は内~」の声が響き渡ります。
鬼が山へ帰ったか、年長さんと一緒に確かめに行きました。
鬼が山へ帰りホッとし、涙する年中さんの手を握ったり頭をポンポンと優しく叩く年長さんでした。
無事に鬼退治が終わり、年中・年長さんは殻付き落花生を、ねんしょうさんとちびっこちゃんは、レインボーラムネを
食べました。リラックスした雰囲気の中で、反省会。「怖い声は、出せなかった。鬼が怖かったから」
「鍋を叩くのは、大成功!鬼が耳を塞いでいたから」「グルグル作戦は、声が出せなかったから心の中で言ってた」
等など・・・大きな人が壁のようになってくれたので、鬼の姿が見えていないはずのちびっこちゃんが
「鬼の爪は、長かった」「黄色い爪だった」等と言っていました。お弁当を食べてから、絵を描く子どもたちが
たくさんいました。
ちびっこちゃんのお弁当です。「オニ~」と、うれしそうでした。
朝、卒園生から送られて来た、今日のお弁当!
ある卒園生は、アルバムから鬼の写真をはがして学校に持って行ったそうです。
ドキドキ・ソワソワの1日が、終わります。