夕方、卒園児が続々と園にやって来ました。みんな、鬼の事が気になって仕方なかったようです。
今年は、どんな鬼だったか・子どもたちは、大丈夫だったか・今年の作戦は・・・この兄弟(小6・小4)
は、ヒイラギカーテンに、興味津々でした。何故って、ここに鬼の髪の毛がついていたのですから・・・
この子は、小学3年生。お友だちも、連れてきました。たまたま、この子の爪が長い事を発見!!
「ねえ・・・こんな爪していると・・・」と、言うと「あっ帰ったら、すぐに切るわ」と、即答でした。
具合の悪いお母さんに代わって、園に寄ってくれた男の子。一見、素っ気なく話を聞いていたのですが、
その感想の的確な事~頼もしい男の子です。
枚方からも、卒園児が駆けつけました。今年は、鬼が2回も現れたという話をすると「なに、それ~」と、
ビックリしていました。他に、何人もから連絡が入りました。「絶対、月曜日に行くから!!」という、
卒園児も・・・みんな、良き先輩です。こうして、みんなが春を待つのです。
これは、豆まきの後、私にしがみついて泣いた女の子が私の為に作ってくれた『鬼ホットケーキ』です。
てんとうむしオリジナルの、おやつです。E先生と、一生懸命、考えて作った物です。豆まきの日の、定番のおやつです。
年長さんが、全部、作るのです。
一つ、一つ表情が違います。年長さんが、一人一人の顔を思い浮かべながら作ります。
我が家の豆まきは、静かな豆まきでした。去年まで、犬に鬼のお面をかぶせて豆まきをしました。
犬は、うれしそうに豆を探して庭を走り回っていました。今年は、犬が眠っているお墓に豆をまきました。
私が幼い時は、新潟の父が鬼になり、泣きながら豆をまきました。我が子が小さい時は、夫が鬼になり3人で
豆をまきました。我が子が大きくなったら、犬が鬼になりました。そして、今年は静かな豆まきでした。
豆まきの中に、私の自分史を垣間見ることができます。日本の風習というのは、実に奥が深いと思います。
皆さんのお宅では、どんな豆まきだったでしょうか。