夏の遊びのひとつのチョークです。歩道に、チョークで絵を描きます。
始めは、それぞれがチョークの感覚を楽しんでいるのですが、そのうち、
ひとつのテーマが生まれます。この日は、年中さんのIくんが描いたマンションに向かって、
「電車で行きます」と、線路を描き始めるお友だち。「じゃあ、ここに描いた、遊園地にも
来て下さい」と、声が上がります。「遊園地の観覧車の修理の人、描く」と、
年長さんのTくん。「ご苦労様です」と、年長さんの女の子たち。
こんなやりとりから、ぐんぐん世界が広がります。このような遊びが苦手な子どもには、
職員が声をかけます。このような遊びを、大事にしていきたいと思います。
最後に水をかけて、チョークの絵を消します。すると、水をかけたチョークが変身します
これがまた、驚きと発見となり、遊びが展開されるのです。
気がつけば、昼食を摂る頃になっています。遊び込んだ子どもたちは、「お腹、空いた~」と、笑っています。