今年度から、お茶席は保護者の方にお願いする事にしました。現在も、茶道をたしなまれているお母さんです。
ブドウ柄の帯を締めて、お着物で来園されました。本格的なお点前に、子どもたちはただただ、見入っていました。
きめ細やかな泡の立つお抹茶を、静かにいただく年長さん。
飲み終わった後は、茶器を褒めます。これが、なかなか個性的でした。
「ピカピカしていますね」「この丸い形が、素敵です」等など~
年長さん以外の子どもたちも、お茶菓子(みたらし団子ひとつ)をいただき、自分のお茶を飲みました。
この日の為に、甚平さんを着てきた女の子もいます。ちょっぴりかしこまった時間・・・子どもたちが、大人っぽく見えました。
この場面を懐かしく思い出す卒園生もいるのではないでしょうか。
数年ぶりに『おつきさまって、どんなあじ』という、絵本を読みました。
以前は、影絵をしていました。
絵本のように、お月様を味わってみる場面です。目をつぶって・・・
現在、中学3年生になっている卒園生にとって、いまだに印象深いことだったと聞いています。
さあ・・・今日は、中秋の名月。十五夜です。今、外は雷雨ですが、きっと
夜にはお月様が顔を見せて下さることと思います。
月を愛でる・・・こんなことを大切にしたいと思います。